当社では、レンタル会社を経営のお客様から、特に稼働率の高い
400S 伸縮式ブームリフトおよび
450AJ 屈折式伸縮型ブームリフトなどの製品の資産維持費に関するお問い合わせをよく受けます。 頻繁な点検/整備の依頼、上昇し続ける燃料費、摩耗または破損部品の交換など、運用コストは増加するばかりです。 これらの機械の総所有費用（TCO）を抑える方法を模索する中で、当社は、レンタル会社のお客様にとって最も大切なエネルギー効率、保守性、および耐久性に注目しました。 その結果、 時間および経費の削減に貢献するブームリフトを再設計しました。
400Sおよび450AJのグレードアップ
当社のレンタル会社のお客様への聞き取りや話し合いから得たフィードバックを基に、当社の400Sおよび450AJブームリフトの再設計を行いました。 これらのブームリフトに新しく加わった機能および改善点には、再設計された油圧システム、高品質の構成部品および総合的な保守性の改善が含まれ、所有者のメンテナンス費を削減するとともに、エンドユーザーの燃料費も抑えることができます。
容量アップで効率を向上
制限のないプラットフォームの積載荷重が、400Sモデルでは272 kg（600 lb）、 450AJモデルでは250 kg（550 lb）、400Sの積載荷重は、454 kg（1,000 lb）まで容量がアップしました。 この積載荷重の向上により、操作者はより多くの資材を運ぶことができるため、上げ下ろしの回数の低減や作業効率の向上などのエンドユーザーに対するメリットのほか、機械の消耗を低減できるため、所有者の所有費用の削減にもつながります。
高品質の部品が違いを生みます
400Sおよび450AJモデルの所有者は、少ない油圧ホースを使用した新しい簡素化された経路システムで、ホースのバルブやホース漏れなどの点検/整備の依頼をする頻度が減ります。 また、機械には新しい漏れゼロゴールドプラグを採用。
他のプラグと比較して、バルブブロック内の漏れが大幅に減少することが実証されています。 両モデルのブームリフトには、改善された鋳造の車軸と、テーパー型のキングピンを使用したスピンドルデザインが採用され、スピンドルと車軸の接続部を強化。これにより、疲労の高い部分の寿命を2倍になります。 DuraToughフッドは、モダンなシンプルな外観を維持しつつ、従来のフッド資材に比べ、その耐熱性および耐衝撃性を向上。
迅速なトラブルシューティング
搭載されたマルチ機能デジタルインジケーター（MDI）のゲージと、インタラクティブな地上ディスプレイで、機械の稼働時間、バッテリーの充電状態、燃料レベルと故障診断コードを確認できます。 以前の両モデルには搭載されていなかったこれらの機能には、省エネのLEDライトを採用したほか、英語でのテキストと故障診断コードが両方表示されるため、携帯型アナライザーを必要とすることなく、機械の不具合に関するトラブルシューティングや診断に費やす貴重な時間を削減します。 場合によっては現場の技術者は整備士が現場に駆けつける前に、問題を特定し解決することができるため、
点検/整備の依頼をする必要がなくなるでしょう。
RPMの減少は、エンジンの摩耗の低減を意味するため、燃料費の削減にもつながります。
レンタル会社の所有者の方は、向上された油圧システムと、新しい完全な変動式のオンデマンドエンジンRPMがもたらすコスト削減を実感いただけることでしょう。 400Sと450AJモデルに採用された、顕著なRPMの減少により、エンジンの作動効率が向上します。
—機械の寿命を通して、エンジン回転数が3000万回減ることになります。 これが意味することは、ベアリング、ピストン、リング、ポンプなどの摩耗の低減のほか燃料効率の向上が期待でき、エンドユーザーにとっても、年間約500米ドルの燃料費の削減につながります。
400Sおよび450AJの耐久性と保守性の向上により、これらの機械の寿命サイクルが延長され、レンタル会社の所有者に、向上した燃料効率と信頼性がもたらす大幅な経費削減を実現します。